平成20年度 磐周教育研究会 学校図書館部 

研究テーマ

        「子どもの未来をひらく学校図書館教育をめざして」
       
テーマに迫る具体的視点
・魅力ある読書環境作り、読書指導充実に向けての研修
・司書教諭の任務と役割についての研修
・「学習・情報センター」としての学校図書館の機能充実に向けての研修
    年間計画(磐田地区)
月 日 開始時刻 場 所 研 修 内 容

1

 5月19日(金) 15:45~ 豊岡南小 テーマ決定・年間計画の作成

2

 6月13日(金) 15:00~ 豊田図書館 本の修理のしかた講座
      竜洋図書館  
中央図書館

3

 7月29日(火)  9:30~ 豊田図書館 午後 講演会(ブックトーク)

4

10月17日(金) 15:00~ 豊田図書館 最新児童書の良書紹介と読み聞かせのこつ(中央図書館司書 原田まさ子さん)

5

 1月16日(金) 15:00~ 豊岡南小 各校の実践報告及び研修の反省  
             

  
  年間計画(袋井・森地区)   
会合日時 会 場 研修内容

1

5月16日(金) 山名小 ・研修計画立案
    15:20   ・磐周教研・静教研について

2

6月13日(金) 袋井南小 ・磐周教研発表資料検討
    15:00   ・本の紹介について

3

10月17日(金) 浅羽図書館 ・ブックトークの実践
    15:00    

4

1月16日(金) 宮園小 ・本の紹介について
    15:00   ・研修の反省
           
 
平成20年度 磐周教研
       学校図書館 分科会の報告 
 1 研究テーマ
      学校図書館利活用が「学びの力」の育成に及ぼす効果

           ~授業における図書資料の活用を通して~

 

 2 提案者  小金澤 陽子(袋井東小)
 3 提案要旨
    (1)   研究仮説

       教師が学校図書館を授業の中で計画的に利活用し、図書資料を教科のねらいと関連付けて

     意図的に活用することにより、子どもが情報を収集したり活用したりする力の高まりや学習 

     内容の深まりや広がりにつながり、子どもの学ぶ意欲や問題解決の力が向上する。

 (2) 磐周地区における学校図書館利活用の現状 
     ➀ 調査結果からの考察
      ・学校図書館利活用時間数 1学期あたり10時間以上 3
                 ➞司書教諭の関わりが多い。
                  年間指導計画を作成している。
      ・全教科で学校図書館の利活用可能➞算数科での利活用は少ない。
      ・子どものアンケートから、中学年以降で調べ方のスキル等の利用指導を充実させる

       必要を感じる。本の調べ方を知ることで、学ぶ意欲につながる。

     ➁ 授業実践
      (1年生)調べる活動のきっかけ作りが探求心の向上につながった。
      (4年生)司書教諭と担任の役割を明らかにすることで、情報収集力、活用力が向上した。
      (6年生)算数科での活用を試み、学習内容の深まりや広がりが見られた。
     ➂ 成果と課題
    (成果)
     ・利活用指導により、学ぶ意欲の向上が見られた。
     ・学んだ図書館スキルを活用し、問題解決に生かそうとする姿が見られた。
     ・資料の活用により、日常生活と学習とをつなげることができた。
     (課題)
     ・図書資料を活用した教材の開発。
     ・計画的な指導と個に応じた手立てを考える。    

     ・担任と司書教諭が連携を図り、全職員が図書館利活用指導を意識して取り組めるように、

       共通理解をする。

4 討論内容
     ・資料活用能力の育成が必要。図書館スキルを明確にし、計画的に指導したい。

     ・司書教諭であっても、時間数の軽減をほとんど受けていないのが現状。図書指導の重要

       性を訴え、図書の仕事をできる時間をできるだけ確保したい。

     ・小中の連携を図り、指導の体系表などができるとよい。
5 次年度への方向づけ

     ・年間計画を作成し、計画的に図書館利活用指導を行うことが重要。図書館の現状、人・

       物・環境等の課題は大きいが、司書教諭が校内のコーディネーターとして実践を重ね、

       図書館の利活用を呼びかけたい。

6 反省・感想・課題等
     ・分科会では、校区ごとの現状を話し合うことができ、たいへん有意義だった。
     ・様々な学年での実践を聞くことができ、参考になった。2学期の実践に役立てたい。

     ・調査結果から、図書館利活用指導の重要性を改めて実感した。年間指導計画の作成や他

       の教職員への啓蒙などできることがら実践していきたい。

 

 

磐周学校図書館研究講座 
  林容子先生(上島小学校)によるブックトーク   

平成20年7月29日

 

研究講座の満足度

とても満足

まあまあ満足

あまり満足ではない

満足ではない

 39人(84.8%)

   3人(6.5%)

      0人

     0人

 
<感想や意見>
とてもひきこまれるブックトークだった。
もっと聞いていたいと思った。
楽しく有意義な時間だった。
本のよさをかみしめることができた。心の洗濯ができた。
宮沢賢治の世界をもっと聞かせていただきたいと思った。
「宮沢賢治の世界を旅しよう」は、知らぬうちに引き込まれている自分がいた。また、こんな授業ができたら、子供たちにもっともっと関心を持たせ、生き方についても考える機会を与えられる だろうと考えた。
林先生の人柄が表れたブックトークだったと思う。心がほんわか温かくなった。
林先生の優しい表情、優しい語りかけ、心地よかった。子供たちをそんな空間に浸らせ、本の世界を広げてもらえるようにがんばりたい。
ブックトークという言葉すら知らなかったので、実際に林先生のお話を伺い感動した。司書の方から本の紹介をして頂いていたことがブックトークというのだと初めて知った。
ストーリー仕立てで本を紹介するブックトークの楽しさおもしろさを感じた。本は魅力的だということを改めて感じた。子供たちにも同じような思いを感じてもらいたいと思う。
本で見たり司書の方から見せて頂いたことしか無かったが、流れが少し分かったような気がする。
本から学ぶ良さは分かるけれども、ブックトークの後、あの本を手にとってみたい、この本も読んでみたいと感じることができた。
ブックトークという言葉はよく耳にするようになったが、内容がよく分からず、一度勉強したいと思っていた。今日本当にブックトークの奥の深さや、林先生のように勉強されていることを知り、とても刺激になった。まず自分がどんな本があるか知らないとだめですね。
今までとても興味があった。今日実際に味わうことが出来、うれしかった。ものすごい情報量があり、そこから子供に本の良さを伝えるためにと本を選び、シナリオを作って、この流れを作る林先生の講話には、実際の子供たちの表情が想像でき、真実みがあった。
学年に応じたブックトークを見せて頂きとても参考になった。ブックトークをするためには、選書した本に対して、そのおもしろさを十分に知って、途中まで読むか全部読むかを判断するなど、下準備に工夫が必要だと感じました。
いろいろな本も参考になった。
具体的に本を提示しながら実践してくださったので、とても分かりやすかった。
ブックトークの実演がとても参考になった。
ブックトークの意義、方法等、具体的なお話でとても参考になった。
授業に必要な本を準備することは意識するようになってきたが、その本を子供にどう紹介するかができていなかったので、今回の講座は大変参考になった。
本を選ぶ上での心構えやコツなどは参考にできるものばかりだった。
単に本の紹介だけでなく、つなぎの話が参考になった。
本と本をつなぐテーマは無限大にありそうで、ねらいに応じて工夫できそうなおもしろさを感じた。
思いをもってイメージをつなげていく大切さ感じた。
ブックトークのイメージが今ひとつつかめずにいたが、講演を聴いて、先生のように深く読み、様々な本を知っていたら、子供に本の楽しさをもっと伝えられるのにと思った。教師自身が本をもっと心で読む、目で読むことの必要性を痛感した。
教師がまず本が好きであることが第一と実感した。
作者の生き方までしっかり把握していないと深い(その本の主題)ブックトークにならないと思った。
少しでもチャレンジしていきたいと思った。
実演でブックトークのやり方を示してくれたので、自分も取り入れてみよう、やってみたいという意欲が高まった。
ブックトークは子供に本を読んでもらう上でとても有効と思う。
もっともっと自分が研修を深め、一歩でも近づきたい。
本を用意するとき、司書教諭の手助けがほしいと思った。
多くの本を読んでいなければ子供たちにはブックトークできないと感じた。この夏から自分のできること、時間を見つけて本を読んでいこうと思った。
先日学校でアンケートをとったところ、クラスの中で何人か読書が好きではないと答えた子がいた。私自身ブックトークをやったことがないのだが、子供たちにとって様々な本に出会うきっかけとなり、読書意欲を高めるのに効果的であると分かった。読書の嫌いな子に変化が見られたらいいなと思う。挑戦してみたい。
教室の子供たちを初め、周りの子たちに伝え、心を育てたいと思った。
その本、作者の背景などを知ることにより、よりよいものになると思うと共に、少し遠い世界にも感じたが、自分に出来る部分を取り入れていきたいと思った。
このような研修に進んで参加していきたいと感じた。
ぜひやってみたくなった。2学期の生活科「秋を見つけよう」をテーマに本を探してみようと思う。
学級の子供たちの前ではブックトークもどきのようなことは時々やるのだが、本と本とのつながりがうまくいかないことが多いので、今日の林先生のブックトークのシナリオをテキストにして、またチャレンジしたいと思った。
ブックトークというと本の準備にまず悩み、シナリオ作り・・と、今までなんだか足が遠ざかっていた。今日林先生の実演を交えたお話を聞いて、ブックトークっておもしろそうだな、やってみようかな、やってみたいなという気持ちになってきた。まずは、自分が出来る範囲で・・と思う。
子供たちにも自分の実践で本のすばらしさを体感してほしいと思った。そのためにも、今日紹介された本を一度じっくりと読んでみてブックトークをしてみたい。
大学でもブックトークについて学んだことがありますが、実演する場が無く終わってしまいました。今日のブックトークを聞いて、子供たちに早く見せたいなと思った。 学校の図書室の入り口に今月の本を飾る場所があるので、毎月楽しみながら取り組ん でいきたい。
ブックトークは聞くのはいいが実践するのは大変かなあと思った。今までに1回しかやっていない。3冊でもよいということなので、この夏休みのシナリオ作りをしていこうと思う。
経験が無くてもブックトークにチャレンジするための手引きとなるような本の紹介もしていただいたので、自分にもできるかなという気分になった。
ブックトークを難しく考えずに、まずやってみることが大事だということが分かった。