2日目は、7分科会で、県下並びに県外の研究実践が発表された。第2分科会では、磐田南小学校山田浩一教諭が「校内における特別支援教育体制の工夫」というテーマで発表した。150人を超える参加者があり、関心の高さが伺われた。提案者の実践事例をもとに、参加者の活発な意見交換が行われるとともに、助言者の適切な指導も地変参考になり、協議されたことが、今後各校での実践に生かせるものとなった。
静岡県教育研究会 特別支援教育研究部 夏季研究大会 報告
平成21年度は8月6日(木)7日(金)に東海北陸地区特別支援教育研究大会と兼ね、静岡県コンベンションアーツセンターを会場として「希望をもち、豊に生きる力を育てるために」をテーマに全体会・分科会を行われた。940名の参加者を得て盛大に開催された。
特別支援教育が本格実施実施されて2年、特別支援学級担任、通級教室担任、通常学級担任、特別支援教育コーディネーター、支援員、養護教諭、生徒指導担当など様々な立場からの参加があり校内体制における「連携」の重要度が増していることがうかがわれた。
1日目は、全体会に続き、薬学博士であり、東京大学大学院薬学系研究准教授の池谷裕二氏をお迎えし講演をいただいた。能の研究をされている先生は、私たちの知らない脳のことについて様々な研究データや事例をもとに分かりやすくお話してくださった。「脳の世界には意識と無意識がある」「隠すことで理解が深まることがある」「ストレスには逃げ道を用意しよう」「叱るより褒める、褒めるより楽しむ」「身体や環境が精神を牽引する」といったことをこの講演で伝えてくださったことは、障害のある子どもたちの指導にあたる教員にとって医学的な視野を広めるきっかけになるとともに、脳のメカニズムにも触れることができ、参加者からは大変好評であった。
